~大昔の生活をどうイメージしてきたか~
先人たちの「私たちの遠い祖先が、どんな生活をしていたのか」の探求によって導き出された研究成果が、その時々に、表現者たちによってイメージ化され、作品(絵画・小説・漫画・アニメ・音楽など)となりました。それらを通して、大昔の人々の生活の様子が私たちにどう定着してきたかを探っていきます。
1.時代ごとの表現者による時代表現
〈江戸時代・明治~戦前・戦後~平成・令和〉
人々の大昔への探求は、古くは江戸時代に誕生した好古家にさかのぼります。そして、明治期には大森貝塚の発掘により、日本で考古学が芽生えます。戦後には、登呂遺跡の発掘調査が神話的な歴史から科学的な歴史へと変わる転換点となりました。その後も、多くの発掘調査が行われ、表現者たちはその成果を取り入れた作品を生み出していきます。
2.登呂遺跡はどうつたえられたか
「登呂遺跡の発掘調査の成果から生まれた作品」や「登呂遺跡にまつわる作品」を展示し、あらためて登呂遺跡について考えながら、それらの作品を通して登呂遺跡のイメージがどのように成立していったのかを探っていきます。
開催期間 | 令和7年10月4日(土)~令和7年12月7日(日) |
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休館日 | 月曜日、祝日の翌日 |
観覧料 | 一般300円、高校・大学生200円、小・中学生50円 |
展示解説 | 令和7年10月18日(土)、11月30日(日) 各日10:30~、14:00~ |