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[ 2019年03月27日 ]

登呂遺跡出土品の保存修理を行っています

1 登呂遺跡出土品
 登呂遺跡は昭和18年に発見された、弥生時代後期の集落跡及びそれに隣接する水田跡を中心とした遺跡です。戦後の昭和22年から25年にかけては、各大学の連携による学際的で大規模な調査が行われました。その調査は学史的にも有名なものです。
 出土品は、土器と木製品が中心で、これらが「弥生時代の生業や集落の実態を初めて学界に示した遺跡からの出土品で、戦前から戦後にかけての日本考古学の研究史を語るうえで欠かせない資料」として、775点が平成28年に重要文化財に指定されました。

2 修理概要
 出土品は保存処理が行われておらず脆弱な状態のものが多いため、平成30年度から保存修理事業を始めました。まずは14年間をかけて木製品を中心とした459点の修理を行います。
 修理は、出土品にとって優しく必要最低限なもので、可逆的な方法で実施します。
 所有者:静岡市(実施:静岡市教育委員会)
 期 間:平成30年度〜平成44年(2032年)度
 費 用:文化庁補助金(1/2)、静岡市(1/2)
 実 績:37点(30年度)
 修 理:静岡県埋蔵文化財センター(30年度)

3 修理例
 添付ファイルのとおり
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